セールスコピーは見出しが魅力的でなければ誰にも読んでもらえません。
しかし、実際に見出しを書こうとすると、具体的にどんな見出しを書けばいいのかわからず悩むこともあるでしょう。
そんな時に使える便利なものが、すでに効果が実証されている「広告の見出しの型」です。
古典的でありきたりな型ではありますが、時代が変わった今でも変わらず効果が発揮されています。
今回は、人間の心を引き付ける効果的な見出しの型を紹介していきます。
人は、自分にとって良い情報・役に立つ情報を得られるように常にアンテナを張っています。
特に「最新情報」というものは、人の好奇心をくすぐるもの。
新商品や新情報だけに限らず、既存製品でも新しい情報や新しい使い方、改良した点などがあればその情報を「新情報」として見出しに盛り込みましょう。
「ご紹介」で始める
見出しの始まりに「紹介」の文言を入れます。
(例)「ご紹介、この夏とっておきのギフト」
【基本型】
・ご紹介します。(商品名)or(新手法)
・ご紹介!(商品名)or(新手法)
・(商品名)or(新手法)、ご紹介します など
「発表」で始める
「発表」というフレーズは『新しい商品や情報を今から正式に公表します』という印象を与え、そのままの流れで自然とコピー本文へ誘導することができます。
(例)「発表!全く新しいスキンケア方法を開発しました」
【基本型】
・発表します、(商品名)or(新手法)
・発表、(商品名)or(新手法)
・(企業名など)が発表する、(商品名)or(新手法) など
「発表のニュアンス」がある言葉を入れる
「発表」という言葉をダイレクトに使わずに、新しいことがあると匂わす「発表を感じさせる言葉」を使うことで注意を引きます。
(例)「ご覧ください、これまでなかった全く新しい英語学習法を」
・ついに登場、(商品名)or(新手法)
・ご覧ください、(商品名)or(新手法)
・最新の(商品名)or(新手法)など
「新」で始める
人は基本的に新しいモノや情報に興味を引かれます。
「新」から始まる告知型コピーは昔から使われる典型的なコピーですが、現在でも有効です。
(例)「新発売、万能クッキングツール」
・新発表、(商品名)or(新手法)
・新型、(商品名)or(新手法)
・新登場、(商品名)or(新手法)
・新手法、(商品名)or(新手法)
・新発売、(商品名)or(新手法)など
「さあ」「いま」「ついに」で始める
(例)「ついに登場!食べても痩せる、新手法のダイエット法」
・ついに登場!〇〇(商品名or新手法など)
・いまなら、〇〇について学べます
・さあ、(商品名)or(新手法)をはじめよう
「とうとう」「いよいよ」で始める
長期間の準備期間を経てようやくお披露目というイメージを感じさせる「とうとう」「いよいよ」というフレーズ。
『待ちわびていたものがやってくる』『一体なにがあるんだろう?』という好奇心を読み手側に与えることもできます。
未知の最新情報をお披露目するときなどにおすすめ。
(例)「とうとう出ました!3年間の保証付きプラン」
【基本型】
・とうとう出ました!(商品名)or(新手法)
・とうとう誕生!(商品名)or(新手法)
・いよいよ登場!(商品名)or(新手法)
「年」や「日付」を入れる
(例)「2020年モデル、予約販売は8月から」
「この夏、ツルツルボディになる」など
・毎週○曜日は、割引セール開催
・○月○日○時スタート
・○月○日までに、〇〇ができるようになる! など
「ニュースネタ風」にする
「新情報」を伝える=ニュース、という見方もできるので、見出しをニュース風にするのと、面白い見出しになります。
(例)「世界初!〇〇が登場しました」
【基本型】
・世界初の(商品名)or(新手法)
・発見!〇〇がわかる方法
・(商品名)が入荷しました など
何か商品を買う時でもサービスを利用する時でも、消費者目線として気になるのはやはり価格ですよね。
「これって安いのかな?」「高いんじゃないの?」など、たいていの人は価格を意識してしまうものでしょう。
まずは価格を知ってからコピーを読むか読まないか判断している人もいるはずです。
それくらい「価格」に関する情報は、広告の中でも重要な要素の一つとなっています。
それでは価格を意識した見出しの方を紹介していきます。
「価格」をメインにする
商品やサービスの価格をそのまま見出しに入れます。
価格によっては読み手に大きなインパクトやお得感を与えることができ、コピー本文へ読み進んでもらうトリガーにもなります。
(例)「あのブランド品が10,000円からゲット!」
「月々1,000円で動画見放題、漫画読み放題!」
【基本型】
・たった〇円で〜!
・〇円で始める〜 など
「割引価格」をメインにする
割引価格をメインにすることで「何が安くなるんだろう?」「どのくらいお得になったんだろう?」と人々の興味を引き付けることができます。
(例)「お好きな本3冊購入で10%オフ」
【基本型】
・(商品名)or(サービス名)が、〇割引! など
「特価品」をメインにする
人々は「特価なもの」にも目がありません。
なぜ特価品なのか?という理由も一緒に添えることで信頼度がアップしより魅力的な見出しになります。
(例)「今なら下取り価格2倍キャンペーン開催中」
【基本型】
・(商品名)or(サービス)、(特価な表現)
「支払い方法」をメインにする
『分割払い可能』や『後払いできます』など、支払い方法を見出しに明記することも有効です。
支払い方法を表記するだけで、売り上げがあがるケースもあります。
(例)「毎月〇円で手に入ります」「分割払いOK!」など
「無料提供」をメインにする
無料提供から商品購入やサービス契約に繋がるケースは多いです。
無料提供を推し過ぎると怪しさが強くなりますが、「無料」という言葉は人の興味を引き付ける強力なトリガーの1つです。
(例)「無料で有名講師のセミナーが受けられる!」「無料相談受付中」など