マーケティング

デジタルマーケティングでよく使う用語の解説

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デジタルマーケティングやWEBマーケティングでは、英語を使った略称やカタカナを用いたよこ文字の専門用語が次から次へと頻繁に使われます。

用語の意味がわからなければ話の内容がさっぱり理解できない状態になるので、基本的な専門用語についてはおさえておきたいところ。

これからデジタルマーケティングやWEBマーケティングに関わる初心者の方向けに、よく使われる基本的な専門用語の紹介と、用語の解説をしていきます。

1st Party Cookie(ファーストパーティクッキー)

まず「Cookie」とは、あるサイトを訪れた時、サイト訪問情報や入力情報などのデータを一時的に保存しておく仕組みのことをさします。
このCookieのおかげで同じWebサイトを再び訪れた時に、ログイン情報を入力する手間が省けたりと大変便利なものです。

ファーストパーティークッキーとは、ユーザーが訪れたWebサイトのドメインから直接付与されるクッキーのことをいいます。

 

3rd Party Cookie(サードパーティクッキー)

サードパーティクッキーとは、ユーザーが訪れたWebサイトのドメイン以外から付与されるクッキーのことをいいます。

わかりやすく言うと、ユーザーが訪れたWebサイトに掲載されている広告などを介して広告代理店がクッキーを発行するということです。

 

CRO(Conversion Rate Optimization/コンバージョンレートオプティマイゼーション)

来訪者のコンバージョン率を改善し、最適化するための様々な取り組みや施策のことをいいます。

 

DFO(Data Feed Optimization/データフィードオプティマイゼーション)

直接略すと「データ供給最適化」という意味になります。

多くの商材を扱うECサイトなどのWebサイトで、集客チャネルごとに登録する商品リストを最適化するための取組や施策のことをいいます。

 

EFO(Entry Form Optimization/エントリーフォームオプティマイゼーション)

Webサイトに設置されたエントリーフォーム(入力フォーム)の改善や最適化のこと
できるだけ入力の手間を減らし、より短時間で入力できるように改善して、離脱率を減らすことを目的としています。

 

LP(Landing page/ランディングページ)

ユーザーが検索したどり着いたサイトの、最初に表示される(ユーザーが最初に着地する)ページのことをさします。
集客ページと呼ばれることもあります。

 

LPO(Landing Page Optimization/ランディングページオプティマイゼーション)

直接略すと「ランディングページ最適化」です。
ABテストなどを行い、ユーザーのニーズに合わせて改善を施してしていくことで、離脱を防ぎコンバージョン率を高めるための施策をいいます。

 

LTV(Life Time Value/ライフタイムバリュー)

略すと「顧客生涯価値」といいます。
特定の顧客が、企業やサービスに対して一定期間内にもたらす利益のこと(購入した金額など)をさします。
「顧客生涯価値」と略されますが、実際は生涯ではなく一定期間ないで計算することが多いです。
企業やサービスに対する愛着度が高いほど、LTVは高めになります。

 

SEO(Search Engine Optimization/サーチエンジンオプティマイゼーション)

ユーザーが検索エンジンで検索を行った際に、検索結果一覧の上位に自社のWebサイトが上位に表示されるために最適化する(評価をあげる)ための施策のことをいいます。
SEOには、サイト構成などサイト自体に対する内部対策と、被リンク獲得などの外部対策の2種類あります。
オーガニック検索(自然検索)を増やすためにはSEO対策が重要になってきます。

 

SEM(Search Engine Marketing/サーチエンジンマーケティング)

検索エンジンから、特定Webサイト(自社サイトやLPなど)への訪問数を増やすためのマーケティング手法を総称したものです。
検索エンジン最適化のSEOや、検索結果上位に表示させるリスティング広告もSEMの一部となります。

 

SMO(Social Media Optimization/ソーシャルメディアオプティマイゼーション)

ソーシャルメディア全般の評判を高めて、効率的にユーザーをWebサイトへのアクセスを向上させることをいいます。
わかりやすく表現すると、TwitterなどでのSNSでシェアされやすくなる施策を行うことです。

 

SXO(Search Experience Optimization/サーチエクスペリエンスオプティマイゼーション)

SXOは、検索エンジンに答えを求めにきたユーザーのニーズに対してしっかりと答えるための施策のことをいいます。

もう少しかみ砕いて言うと、「検索ユーザーの求める情報や目的に合わせたWebサイト作りができているか?」「検索ユーザーが見やすいサイトデザインや、使いやすいサイトになっているか?」など、ユーザーの検索体験がより快適になるように考えることです。

Search Experience Optimizationの頭文字をそのまま取ると「Search Engine Optimization(SEO)」と同じになるため、Experienceの2文字目の「X」をとってSXOと略しています。

 

UGC(User Generated Contents/)

略すと「ユーザー生成コンテンツ」といい、一般ユーザーの手によって制作・作成されたコンテンツのことをさします。
Facebookやtwitter、InstagramなどのSNSの他、口コミサイトや通販ショップの商品レビューなどがあげられます。
一般ユーザーの目線で作られるため、親近感をもってもらえたり、商品を手にしたイメージをより一層リアルに自分ごとのように感じてもらえることが利点です。
そのため近年では、広告以外での集客、新規顧客獲得の手法の一つとして注目されています。

 

インプレッション

インプレッションとは、Webサイト上で広告(リスティング広告など)が表示された回数のことを指します。
「imp」と表記されることも多いです。
このインプレッション数を確認すれば、ユーザーに広告を何回みてもらえたのか?把握することができます。

 

CPC(Cost Per Click/コストパークリック)

ユーザーが1クリックするたびにかかる広告コストのこと。
簡単に言うと「クリック単価」のことをいいます。
クリック課金型広告でよく使用される指標の1つです。

 

CPM(Cost Per Mille/コストパーミル)

広告がWebサイトに1,000回表示されるごとにかかる費用のことをさします。

 

CVR(Conversion Rate/コンバージョンレート)

Webサイトへのアクセス数の中で、何人が目標達成(購入や申込など)に至ったか?を表す数値のこと。

 

CTR(Click Through Rate/クリックスルーレート)

クリック率のことをさします。
広告やコンテンツが表示された回数(インプレッション)に対して、クリックされた回数がしめる割合のことです。

 

CPA(Cost per Action/コストパーアクション)

コンバージョン1つを獲得するのにかかった広告コスト=顧客獲得コストのことをさします。

 

PV(ページビュー)

Webページが閲覧された回数のこと
見られたページ数のカウントなので、ページが切り替わるたびにカウントされます。
ページの閲覧数カウントなので、サイトに訪れたユーザー数を知ることはできません。

 

UU(ユニークユーザー)

Webサイトに訪れたユーザーの数のこと
ユーザー数のカウントになるので、集計期間内に同じユーザーが同じWebサイトに何度も訪問したとしても、「1UU」としてカウントされます。

 

セッション数

ユーザーがWebサイトを訪れてから離脱する間までの一連の行動のことをさします。
わかりやすく説明すると、「サイトを訪れる」→「何ページか見る」→「サイトを離脱する」という、一連の流れのことです。

 

リファラ

Webサイトのページのリンクをクリックし、別ページに移動した時のリンク元のページのことを指します。
例えば、Aページを見ていてAページ内のリンクをクリックし、別ページのBページを訪れた場合は、BページからみるとリファラはAページになります。

 

サンクスページ

インターネット上でサービス完了(製品の購入や申し込みなど)した際に、偏移して表示されるページのことをさします。
「お買い上げありがとうございます」などの、行動を起こしてくれたユーザーに感謝を伝えるページです。

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