時代が進化しても人間の本質そのものは変わらないため、人を動かす言葉は昔から変わりません。
思わず「この商品が欲しい!」と思わせる、売れるキャッチコピーには型があります。
今回は、商品の魅力をうまく伝えて人の購買意欲をかき立てるコピーの型を紹介していきます。
ビフォーアフターをイメージさせる
商品を使うことで自分にどんな変化が起こるのか?
使ったあとの私はどんな驚きや感動が待っているのか?
顧客が抱いている理想の自分像をイメージしやすい言葉で想像させます。
時には、もっと好奇心をくすぐるためにドラマチックな言葉で表現します。
『商品を使った後の自分はこうなるんだ!』と商品を使ったこともたらされる効果や成果のありありと想像させる。
想像できるなら、ビフォーかアフターのどちらか片方だけでもOKです。
数字を入れて信頼度をアップさせる
統計データや数字は具体性があるため、人を納得させる効果があります。
ただし、専門的な知識がなければ理解できないようなピンとこない数字やデータはいれないように気をつけましょう。
おまけにエビデンス(「〜調べ」など)を付け加えると、より一層信頼度がアップします。
現状のままではもったいないと思わせる
私たちは、現状よりももっと良い情報を無意識に求めています。
『今よりもっと得する方法がある』とわかると顧客はどんどん気になってきます。
「〜していませんか?」や「まだ〜している方へ」など、今のままでは損をしていますよ、もっとあなたの特になる優良な情報がありますよと伝え、もっといい情報が欲しい商品が欲しいという潜在的意識をくすぐりましょう。
顧客自身も気づいていないメリットを伝える
自分の悩みや欲望をはっきりと自覚している人は少ないものです。
顧客自身が気づいていない顧客にとって新発見となるメリットを提案すると、その新発見の中身が何なのか?と気になってきます。
商品へのニーズのスポットをずらして、『そう言われてみればそうだな』と顧客自身も気づいていない潜在的なニーズをくすぐりましょう。
自分のことを言っていると思わせる
たいていの人は自分に関係のあるものにしか関心がありません。
抱えている悩みや不安を解消できそうな情報があればそこに飛びつきます。
興味を持ってもらうためには、読み手に「これは自分のことだ!」と思ってもらうことが大切。
顧客の日常に転がっている「あるある」を探してみましょう。
意味付けをして価値を高める
視点を変えたり、別の言い換えをして商品の価値を高め、顧客の欲望をくすぐります。
一見ネガティブに思う面もポジティブに表現してみたりと、発想の転換をして新たな商品の魅力や価値を顧客に提案しましょう。
なぜ必要なのか言い訳を作ってあげる
この商品が欲しいと思っても、買わない言い訳も同時に頭の中で浮かべてしまいます。
「もっと安くていいものがあるかもしれない」「ちょっと贅沢かもしれない」という買わない言い訳を打ち消す、「〜だから必要ですよ」と理由をつけて買う言い訳を与えてあげましょう。
商品ができあがるまでのストーリーや想いを伝える、商品に隠された役割を伝える
人は、共感できるサクセスストーリーに弱い一面があります。
商品が出来上がるまでのエピソードや込められた想いなどがあると、人の感情は揺さぶられます。
感情を揺さぶられると、商品や企業などに対して親近感を抱き、心の距離が縮まります。
質問を投げかけてみる
人は質問を投げかけられると思わず答えたくなったり、答えが知りたくなってしまって「なんでだろう?」と頭の中で考えてしまうクセがあります。
読み手である顧客に反応してもらうには疑問形を使うコピーは最強といっても良いでしょう。
「まさか〜〜してないですよね?」など思わずドキっとするような質問を投げてみるのもおすすめです。